英語遊び活動例

どんな良い教材よりも、子どもとのかかわり方が最も大切です。

ご自身が英語が苦手でも、子どもと一緒に楽しむ気持ちでやってみましょう。

英語のセリフに、カタカナを併記してありますので、参考にしてください。

*カタカナでは英語の発音をすべて表現するのは不可能ですので、

 詳しくは発音コーナーを参考にしてください。

*文中の”先生”は”お母さん”や”おじいちゃん”などに読み替えてください。

  活動     【必要なもの】 

①フォニクスを使った活動     【a~z から始まる絵カードがあればすぐにできます】

   先生:a, a, apple(ァエ、ァエ、ァエポォ) ⇒ 子ども:a , a , apple   をリピート

  

    これをa から z まで行います。 大切なのは、 aを"エイ"と読まずに、"ァエ"とも読めるということに気付かせることです

        b , b , bear というように、最初の音を二度繰り返すことで、それを意識させます。

    また、読み上げるときのリズムがとても大切です。慣れてきたら、台詞のスピードを上げると、子どもは喜びます。

②絵カードを使ったクイズ   【子どもが知っていそうな絵カード】

  絵カードの8割くらいを隠しながら、

     

  先生:What's this?  (ワッディス) ⇒ 

  子ども:Octpus. / Please show me more. (「もっと見せて」の表現を教えても良いですね)

  

  その後、少しずつ絵を明らかにしながら繰り返します。

 

   タコの絵を隠さずにそのまま子どもに見せて、「これは何?」という活動はもうやめましょう。

   「え?先生、タコも知らないの?」ってなってしまいます。

   どちらかが知らない情報があるからこそ、コミュニケーションが盛り上がるのです。

   遊びや活動を考えるときは、どちらかが知らない情報を聞き出す状況を作り出すことが成功のポイントとなります。

*ちょっときれいなカードがほしいなら、教材会社のサンプルだけもらって利用する手もあります。

 それをコピーしたりすると著作権に関わってきますが、家庭での遊びの中だけで使用する分には問題ないでしょう。

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③想像力ゲームゼロ   【その場に使えるものが何もないとき】 

   絵カードも何もないときは、みんなで頭を使います。

   先生:What color are they? (ワカラ アrデイ) the middle of the traffic light, Minions, banana.....

        子ども:Yellow!!

  ヒントは難しいものから初めて、だんだん簡単なものにする。

  多人数に教えるときは、ときどき 簡単なヒント⇒難しいヒント の順にして、英語が苦手な子にもこたえるチャンスを与える。

  単純にバナナを指しながら What color is this?  では、言葉の学習という域から抜け出せません。

  一度、言葉の学習から離れて、想像力を使ったりする過程を作り出すことが大切です。

 

  

④想像力ゲームP   【紙とペン】 

   先生がヘタウマな絵を描きながら

     

   先生:What am I drawing? (ワ アマイ デュロウィング)

        子ども:Lion!! / Are you drawing a lion? (進行形のたずね方を練習することもできます)

  人間関係等の状況が許すなら、子どもが先生の代わりに絵を描いても良いでしょう。

      活動中、子どもはすでに言葉の学習をしているということを忘れているかもしれません。

  「もっとやろう」「またやりたい」が聞ければ、言葉の学習は成功です。

       

⑤動体視力ゲーム

  お母さんといっしょでやっているようなゲームの英語仕様です。

例えば、バナナを壁と壁の間に放り投げて、

  先生: What's that?(ワツザァt)

 子ども:Banana. / One more time please. (もう一回お願いします) 

慣れてきたら、速く投げたり、小さなものを投げたりするなど、変化をつけるとよいでしょう。

英語が少し苦手な児童でも、動体視力の面で活躍できる場面を作り出すことができます。

     先生:Next!(ネクスt) 次いくよ / Faster!(ファストゥ) 速くなるよ  / Watch carefully. (ウォチ ケアフリ) よーく見てね

    

 

  

 

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